XMトレーディング 確定申告
XMトレーディングで利益を出せるようになるまでは、色んなトレード手法とかインジケータを勉強してたのに、利益を出せるようになってからは税金関係の勉強が大変でした…。
それでも色んな本とか国税庁のサイトで勉強して、とりあえず確定申告は出来るようになりました。
とはいえ会社員の自分には分かりにくかった部分も多いので、今回は確定申告のやり方を詳しくまとめています。
もし税金のことでまだ分からない事があるようなら、以下の記事が参考になるはずです。
https://fx-xmtradeing.hatenablog.com/entry/taxfx-xmtradeing.hatenablog.com
確定申告に必要な書類
確定申告の手続きをする前に、まずは書類を準備しましょう。XMトレーディングで利益を出して確定申告するには、
- 源泉徴収票
- 控除証明書各種
- 経費の領収書
- 年間取引報告書
会社員など給料を貰っている方だったら、源泉徴収票は必ず貰っていると思います。
会社によっては社内システムから印刷出来たりするんで、確認してみてください。
そして控除証明書ってのは、
- 医療費(セルフメディケーションとか)
- 寄付金(ふるさと納税とか)
- 社会保険料
- 生命保険料
- 地震保険料
関係ない人はいらないですけど、これがあれば所得金額を下げられるんで支払う税金も安くなります。
そしてここでいう経費ってのは、
- セミナー代 / 交通費
- 書籍代
- 専用パソコン代
- ECN口座の取引手数料
ようは、XMトレーディングをするのにかかった経費全般です。
領収書は保管しておく必要がありますけど、海外FXのために使ったお金があればきちんと金額を把握しておきましょう。
そして年間取引報告書ってのは、XMトレーディングでの取引をまとめた書類です。
これを見れば、1年間でどれぐらい利益が出たのかを確認できます。
これを出す方法は、
- PCでMT4またはMT5を開く
- 画面下部の口座履歴タブを開く
- いずれかの行で右クリックする
- 期間のカスタム設定をクリックする
- 昨年1月1日~12月31日に設定する
- いずれかの行で右クリックする
- レポートの保存をクリックする
確定申告の提出方法は3つ
いよいよ確定申告をする前に、提出方法を決めます。2021年4月時点で提出方法には、
- マイナンバーカード方式
- ID/パスワード方式
- 印刷方式
どれが良いってわけでも無いですけど、上2つには事前準備が必要です。
マイナンバーカード方式ならマイナンバーカードに加えてICカードリーダーが必要なので、事前に買っておく必要があります。
あとID/パスワード方式も、事前に申請してID/パスワードを受け取らないとダメです。
しかもこれはマイナンバーカード方式が普及したら無くなる可能性が高いので、あまりオススメできません。
なので、初年度はとりあえず印刷方式で良いと思います。
来年以降もXMトレーディングで利益を出せそうなら、マイナンバーカード方式も検討してみてください。
確定申告書の作成方法は3つ
確定申告書を作って提出する場合は、- 国税庁の確定申告書等作成コーナーで作る
- 税務署へ行って教えてもらいながら作る
- 確定申告用ソフトを利用して作る
そして個人的にオススメなのは「1」です。
必要書類と印鑑を持っていけば「2」の方が確実に進められますが、人混みの中に行きたくない人もいると思います。
また個人事業主とかフリーランスの方は「3」の確定申告ソフトを使う方が便利ですけど、それ以外の方は使わなくても良いです。
会社員の方だったら給料とXMトレーディングの利益を入れるだけでほぼ終わるので、「1」で十分です。
確定申告書等作成コーナーっていうのは、画面の指示に従って金額などを入力していけば確定申告書が作れるサイトのことです。
これからは、この使い方についてまとめていきます。
確定申告書作成コーナーで確定申告書を作る方法
今回はパソコンを使って説明していきますが、スマホでも同様の流れとなります。少し長いですが、やる事はカンタンです。
まずは、確定申告書等作成コーナーへアクセスします。
そして「作成開始」というオレンジのボタンをクリックします。
すると新しいウィンドウが開いて、提出方法を選ぶ画面が出てきます。
ここでは「印刷して提出」をクリックします。
そして次に、推奨環境などの確認画面が出てきます。
ここは「利用規約に同意して次へ」をクリックします。
そして次に、作成する申告書と年度を選ぶ画面になります。
昨年度をクリックして、一番左にある「所得税」をクリックしましょう。
そして次に、「作成開始」をクリックします。
そして次に、生年月日と質問に答えて「次へ進む」をクリックします。
「給与以外に申告する収入はありますか?」には「はい」を選びます。
すると、各所得金額を入力する画面が出てきます。
「会社からの給料・XMトレーディングの利益」しかない方なら、まずは「給与所得」の右にある「入力する」をクリックします。
そして、源泉徴収票のxmlデータがなければ「いいえ」をクリックします。
また源泉徴収票は「年末調整されているか」によって入力箇所が分かれているので、該当する方にある「入力する」をクリックします。
※大抵の場合は年末調整が済んでいるはずですが、もし分からない方は「年末調整済みと年末調整済みでない源泉徴収票の見分け方」をクリックして確認してください。
そして源泉徴収票にかかれている内容を入力していきます。
全てが入力・選択できたら、画面右下にある「入力内容の確認」をクリックします。
すると画面が1つ前に戻り、入力した内容が表示されています。
これで問題なければ、画面右下にある「次へ進む」をクリックします。
すると画面がまた1つ戻り、所得一覧の画面が表示されます。
ここで次に「雑所得(その他)」の右にある「入力する」をクリックします。
すると次は雑所得の入力画面が出てくるので、画面中央にある「入力する」をクリックします。
そして次に、必要事項を入力していきます。
収入金額には、MT4/MT5で確認した「年間取引報告書」の「Closed P/L」に書かれていた金額を入力します。
また源泉徴収税額のところは無記入で構いません。
そして金額以外の部分は、
- 種目:その他
- 概要:証拠金取引
- 業務に該当しますか:いいえ
- 所得の生ずる場所:Eden Island,Seychelles
- 支払い者の氏名:Tradexfin Limited.
※所得の生ずる場所は全角28文字までなので、本来なら「F20,1st Floor,Eden Plaza,Eden Island,Seychelles」と入れたい所ですが入りません。
そしてXMトレーディングとは別業者でもトレードしている場合は「続けてもう1件入力」をクリックします。
XMトレーディングでしかトレードしていない場合は「入力内容の確認」をクリックします。
そして表示内容に問題がなければ、画面右下の「次へ進む」をクリックします。
すると収入金額・所得金額が入力された状態になります。
これに間違いなければ、画面右下の「入力終了(次へ)」をクリックします。
そして次に、所得控除を入力していきます。
医療費控除・社会保険料控除・生命保険料控除・配偶者控除など、該当する控除があれば書類を見ながら金額を入力していきます。
そしてこれが終われば、画面右下の「入力終了(次へ)」をクリックします。
次に、税額控除・その他の項目が出てきます。
該当するところがあれば入力し、終われば画面右下の「入力終了(次へ)」をクリックします。
これで、最終的な確認画面が出てきます。
また上部には、納税する金額も計算されてきます。
特に修正する部分がなければ、画面右下の「次へ」をクリックします。
そして次に、住民税の入力画面に移ります。
会社にバレないようにするためには「住民税・事業税に関する事項」というボタンをクリックします。
するとまた新しいウィンドウが開きます。
ここで上部にある「自分で納付」をクリックします。
それ以外は、該当する部分だけ入力・選択して「入力終了(次へ)」をクリックします。
そしてまた「入力終了(次へ)」をクリックします。
すると納税額とともに納税方法を選ぶ画面が出てきます。
ここで好きな納税方法を選んで、必要なら振替依頼書・QRコードなどを作成・印刷しておきます。
また氏名・住所の入力画面も出てくるので、合わせて入力しておきます。
必要事項の入力が全て終われば、画面右下の「次へ進む」をクリックします。
そして次に、マイナンバーを入力して「次へ進む」をクリックします。
最後に、印刷に関する注意事項・印刷する帳票選択の画面が出てきます。
ここで必要な書類を選んで「帳票表示・印刷」をクリックします。
※基本的に全て選んでおけば間違いないので、私はいつも全部にチェックを入れています。
あとはこれを印刷して、
- 身分証明書
- 現住所確認書類
- 各種証明書など
また3月15日までに納税も必要になるので、忘れずに行いましょう。