XMトレーディング 口座タイプ
XMトレーディングには、3種類の口座タイプがあります。
いざ口座開設をしようと思っても3種類あるので、
『どの口座を開設したらいいの?』
って悩んだ経験があります。
XMトレーディングは1人8口座まで開設できるんで3つ全部開設しても良いんですけど、ちょっと面倒ですからね。
そこで今回は、XMトレーディングの口座タイプについてまとめていきます。
口座タイプの特徴
XMトレーディングには、- スタンダード口座
- マイクロ口座
- Zero口座
そこでまずはXMトレーディングの口座タイプの特徴をざっくりと表にしました。
スタンダード | マイクロ | Zero | |
---|---|---|---|
レバレッジ | 最大888倍 | 最大888倍 | 最大500倍 |
ボーナス | 普通 | 普通 | 少ない |
必要資金 | 普通 | 少ない | 多い |
スプレッド | 普通 | 普通 | 狭い |
対象者 | 初心者 ~上級者 |
初心者 | 中級者 ~上級者 |
マイクロ口座は最低10通貨からトレード出来るんで、最初は証拠金5,000円でも十分です。
逆にZero口座は必要資金が少し多めでスプレッドも狭いので、どちらかというと上級者向きとなっています。
口座タイプの詳細
次は、各口座タイプの詳細を表にしました。以下は2021/04/30時点の情報です。
詳細 | スタンダード | マイクロ | Zero |
---|---|---|---|
注文 方式 |
STP | 〃 | ECN |
最低 入金額 |
5ドル | 〃 | 100ドル |
口座開設 ボーナス |
3,000円 | 〃 | 〃 |
入金 ボーナス |
あり (最大5,000ドル) |
〃 | なし |
最大 レバレッジ |
888倍 | 〃 | 500倍 |
1ロット あたり |
10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 |
最小 ロット |
0.01ロット | 〃 | 1ロット |
最低 取引枚数 |
1,000通貨 | 10通貨 | 10万通貨 |
合計 最大注文数 |
1万ロット | 2万ロット | 1万ロット |
取引 手数料 |
なし | 〃 | 10ドル (1ロット毎) |
自動売買 EA |
可能 | 〃 | 〃 |
スキャル ピング |
可能 | 〃 | 〃 |
両建て 取引 |
同一口座内のみ | 〃 | 〃 |
裁定取引 アービトラージ |
禁止 | 〃 | 〃 |
FX通貨ペア 銘柄数 |
57種類 | 〃 | 〃 |
貴金属 銘柄数 |
4種類 | 〃 | 〃 |
先物株式指数 銘柄数 |
10種類 | 〃 | なし |
現物株式指数 銘柄数 |
14種類 | 〃 | なし |
エネルギー 銘柄数 |
5種類 | 〃 | なし |
コモディティ 銘柄数 |
8種類 | 〃 | なし |
取引可能 時間 |
夏:月曜6:05~土曜5:50 冬:月曜7:05~土曜6:50 |
〃 | 〃 |
利用可能 通貨 |
円・ドル・ユーロ | 〃 | 〃 |
マージン コール |
50% | 〃 | 〃 |
ロスカット 水準 |
20% | 〃 | 〃 |
ゼロカット システム |
あり | 〃 | 〃 |
こうして見ると、スタンダードとマイクロは口座タイプとしてかなり似ていますね。
スタンダードとマイクロの違い
2つの口座タイプで違うものは、以下の3つです。詳細 | スタンダード | マイクロ |
---|---|---|
1ロット | 10万通貨 | 1,000通貨 |
最低 取引枚数 |
1,000通貨 | 10通貨 |
合計 最大注文数 |
1万ロット | 2万ロット |
それによってマイクロは最低取引枚数も10通貨~なので、かなり少額からトレード可能です。
例えば2つの口座タイプで
- レバレッジ888倍
- 証拠金500円
- 1ドル110円
- 0.01ロット
スタンダード | マイクロ | |
---|---|---|
証拠金残高 | 500円 | 500円 |
必要証拠金 | 124円 | 1円 |
耐えられる 含み損 |
475円 | 499円 |
耐えられる 変動幅 |
48pips | 4998pips |
注文時の 証拠金維持率 |
403.6% | 40363.6% |
小数点以下は省略していますが、かなり違います。
スタンダード口座は48pipsまでしか耐えられないので、さすがに証拠金500円ではすぐロスカットされる可能性があっります。
そしてマイクロ口座は合計最大注文数も2万ロットとスタンダード口座の2倍なので、初心者向けと書いたものの結構使いやすい口座タイプだと思います。
ちなみに2つの口座タイプで、スプレッドは全く同じです。
【関連記事】
スタンダードとZeroの違い
この2つの口座タイプはかなり性質が異なります。詳細 | スタンダード | Zero |
---|---|---|
注文 方式 |
STP | ECN |
最低 入金額 |
5ドル | 100ドル |
入金 ボーナス |
あり (最大5,000ドル) |
なし |
最大 レバレッジ |
888倍 | 500倍 |
最小 ロット |
0.01ロット | 1ロット |
最低 取引枚数 |
1,000通貨 | 10万通貨 |
取引 手数料 |
なし | 10ドル (1ロット毎) |
先物株式指数 銘柄数 |
10種類 | なし |
現物株式指数 銘柄数 |
14種類 | なし |
エネルギー 銘柄数 |
5種類 | なし |
コモディティ 銘柄数 |
8種類 | なし |
スタンダードはSTP方式、ZeroはECN方式を採用しています。
この違いをカンタンにいうと、海外FX業者が仲介するかどうかです。
STP方式を採用するスタンダード・マイクロは、
『トレーダー ⇒ 海外FX業者 ⇒ インターバンク市場』
こういう順番で注文が行われます。
システム的に自動処理されるので意図的な操作をされる可能性はかなり薄いですが、疑う余地がないわけではありません。
逆にECN方式のZeroは、
『トレーダー ⇒インターバンク市場』
こういう順番で注文されます。
これなら海外FX業者を経由しないので、意図的な操作をされる可能性はゼロです。
そしてECN方式を採用しているZeroは、スプレッドが狭いという特徴もあります。
以下は平均スプレッドの一例です。
スタンダード | Zero | |
---|---|---|
取引手数料 | なし | 1000円 (1.0pips) |
USD/JPY | 1.6pips | 1.1pips |
EUR/JPY | 2.8pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 5.3pips | 2.2pips |
EUR/USD | 1.8pips | 1.2pips |
GBP/USD | 2.5pips | 1.6pips |
Zeroでは、取引するたびに手数料がかかります。
取引手数料は1ロットあたり10ドルで、
- MT4…発注時にまとめて
- MT5…発注時と決済時
とはいえ、これを含めてもスタンダードよりスプレッドは低くなります。
そして最低入金額も5ドルか100ドルかで大きく違います。
Zeroでは最低100ドル~なので、初めて利用する方がお試しトレードするのには向きません。
またスタンダードなら入金ボーナスも貰えますが、Zeroでは貰えません。
入金額によって最大50万円相当が貰えるボーナスなので、慣れていない内はこれも活用したい所です。
最大レバレッジも、スタンダードは888倍ですがZeroでは500倍となっています。
その他、最小ロットや取引可能な銘柄の種類数も違います。
まとめ
XMトレーディングには3つの口座タイプがあって、それぞれ向いている人が違います。
<スタンダード口座が向いている人>
- 入金ボーナスを利用したい
- 1,000通貨単位でトレードしたい
- とりあえずXMトレーディングを使ってみたい
<マイクロ口座が向いている人>
- 入金ボーナスを利用したい
- 10通貨単位でトレードしたい
- 出来るだけ少額から始めてみたい
<Zero口座が向いている人>
XMトレーディングでは1人8口座まで作れるので、それぞれを使い分ける事も可能です。
例えば、
- マイクロ口座:最初の1口座目
- スタンダード口座:慣れてきた時の2口座目
- Zero口座:スキャルピング専用の口座